過去の話　−　その9

付き合いだすまでを引っ張りすぎましたね。
今回は後編。最後です。

で、なんだかんだで。
ウチの両親にも会ったし、
彼女の両親にも会って、
親公認の仲になって。

プロポーズなんかもあったりして。
OKされたりして。

冬まではなんとかやっていたんですが。
どうも遠慮がちな面がそのころから出てきました。

彼女の夢はFMのDJになることでした。
オーディションなんかも受けまくって。
それでもうまくいかなくて。
見守ることしかできない自分が情けなくて。

そんで。

2月の後半くらいに。
それまでほとんど会ってなかったんだけど、
今思ってること。
会えない間に考えていたことを
全て話しまして。
彼女も素直な気持ちを話してくれまして
お互い、これからも頑張ろう。
ただし、別々の道で。
ということで別れたのです。

泣きました。
泣いたけど、
これからの人生を歩いていく上で
一番糧になる別れだったと思います。

どういうわけか
今では普通の友達として
メールやサイトなんかで話ができますし。
偶然行きつけのバーで会っても、
お互いに、お互いの仲間に
「元彼」「元カノ」なんて
紹介しあえる仲ですし。

彼女としても尊敬してましたが、
今では
人間的に尊敬できる人になってます。

現在彼女は某FM局でDJをしています。
初めて彼女の声がFMから流れてきた時の
感動と言ったら。。。

素直におめでとうと思いました。

俺の中では現在を除いて
一番愛して
愛された彼女だと思ってます。

ちなみに。
誰も気付いてないかもしれないが
一応秘密メモに補足がある。